2007年4月19日2016年11月11日に投稿 投稿者 西岡 直樹 芋坂のコバンソウ 幕末の上野戦争で彰義隊の撤退口になったという芋坂は、むかし寛永寺から王子街道や日光街道にぬける山道で、山芋が採れたそうだ。坂の下には団子屋があり、音無し川が流れていた。 その羽二重団子は今も繁盛している。醤油の団子は、どこのより比べ物にならないほど美味い。 コバンソウは、のどかだった昔の野原の面影を残すように、毎年丘の上のあちこちに群生して生える。残念ながら小判を付けた後すぐに刈られてしまうが、それでも負けずに今年も生えてきた。けな気なやつだ。 投稿ナビゲーション前の投稿: 寛永寺/ソメイヨシノ次の投稿: 夕やけだんだんの大藤