
後ろのアヒルは6年前に私が買ったコルミロタです。家畜の市場で足を縛られ、衰弱して、もう覚悟はできているのか、目の白い幕を下ろしかけていました。友人のロシータが、アヒルを買おうと言うので、その時彼女は飛び切り元気な奴を、私はどうせ買うのならとグッタリとした奴を求めました。後で食べちゃうにせよ、ともかく直ぐにでも足の綱を解いてあげたかったのです。
家に持ち帰りるとシャントナは、アヒルの買い方を良く知っていて、(このインドのアヒルの飼い方にはとても感心しました。)慣れたやり方でアヒルを手なずけました。ともかく、コルミロタは初め水に浮かぶこともできず沈みかけたりするものの、何とか少しずつ元気になって、一緒に買った元気な奴や、近所のアヒル仲間と共に楽しく暮らせる様になりました。昼は列をなして池の小魚や藻を食べて遊んで、夜は小屋で卵を産みました。家畜といえども人権ならぬ、アヒルの生活を保って日々楽しそうです。
皮肉にも3年前にに一緒に買った元気な奴は病気で死に、コルミロタはこの様に今でも元気に日々を送っています。


夜半にいつも静かな牛小屋から、雌牛の大きな鳴き声が何回も響きました。産まれたかなと思って行ってみると、すでにヘタリと子牛が横たわり、母牛がしきりに子牛をなめ回していました。
刺し子のオーダーをした帰り道。道端に生えていたのをみつけた。葉を一枚取ろうとしたら、縁に生えている曲がったトゲに刺されてしまった。アダンの雄花は甘くやるせない香りがする。ヒンディー語でケワダ、ベンガル語でケオラと呼ばれ、雄花から作ったそういう名前の香水がヒンドゥー教の儀式の道具や材料を扱う店で売られているという。さっそく買いに行った。
乾期の乾いたので野で料理をして、みんなでいっしょに、食べました。
トマトチャツネを作っているところです。

朝の散歩で、またタッサーシルクの繭を見つけた。ベンガルの冬は結構寒い。人は皆、毛糸の帽子や被り物をし厚着をしている。繭は鳥などの外敵から身を守るためか、衣のつもりか、目立たぬように葉っぱを巻き付けている。クル(イヌナツメ)の木にぶら下がって、じっと春を待つ姿はけなげだ。
アナンダ工房蓮池、乾いた何もないと思ったその池の底に綺麗な植物を見つけて感激。何かとても良いことが起きそうな予感がして立ち止まりました。