に投稿

タッサー蚕(インドヤママユ)の繭と蛾

6月中頃、インドにいるビポドからタッサー(インドヤママユ)の羽化が始まったと写真が送られてきた。
1月20日頃、私が散歩の時に見た沢山の繭は、みな道路拡張工事で木ごと切られてしまったという。
ビポドは伐採されたイヌナツメの木から毎日出来るだけの繭を取ってきて、工房の沙羅双樹の木の枝にくくり付けた。
それが、ここのところ次々と羽化し、交尾し始めた。なんと美しい。そのうち卵を産むだろう。
羽の模様は目のように見開いて、鳥を威嚇する。それも向こうが透けて見える。
羽の肩はブーメランのようにしっかり張って、高いところから優雅に滑空する。
ここのところインドに行けないのが本当に残念、無念。 由利子