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モスリン(極細手紡ぎ手織り綿)

モスリン紡ぎ
綿モスリン – アプサラスブラウス
綿モスリン – アプサラスブラウス

モスリンは、日本では薄くて柔らかいウールとして知られ、メリンスとも呼ばれていました。しかし、辞書によれば、モスリンは-昔イラクのモスルで織られていたファインな木綿-と書かれていて、もともとは極細上質木綿をさしていたようです。インドでは、すでに仏が生きていた紀元前5世紀頃、この上なく細かく上質な木綿がカーシ(ベナレス)で生産されていたようです。15世紀末インド航路発見以降、インドのモスリンはキャリコとともに世界各地に運ばれ、絶賛されました。今日、150カウント以上の極細の手紡ぎ綿糸を密に手で織った布をモスリンと呼んでいますが、その織り技術は難しく、数少ない伝統職人によって細々と生産されています。その感触は機械織の薄い綿布とは確かに違って、この上なく緻密、滑らかで、まるでミルクのような感触です。

綿モスリンブラウス
綿モスリンブラウス
綿モスリンブラウス
綿モスリンブラウス

モスリン(極細手紡ぎ手織り綿)」への1件のフィードバック

  1. […] 250カウントの極細糸で布を織る職人さえ少ない今日、300カウントの手紡ぎの超極細綿布は希少です。暑い国インドならではの伝統的な極上の手紡手織り綿は、この上なく涼しく滑らかで、他に比べようがありません。 (モスリンについての詳しくは、ぜひこちらをご覧下さい) […]

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